カウリスマキ監督の兄ミカ、10年ぶり来日!新作がフィンランド映画祭のオープニングに!
フィンランド映画界の巨匠アキ・カウリスマキの兄で映画監督のミカ・カウリスマキの新作『旅人は夢を奏でる』(2014年1月公開)が、10月に開催される「フィンランド映画祭2013」のオープニング作品に決まり、ミカ監督が『モロ・ノ・ブラジル』(2003年公開)PR以来、10年ぶりの来日を果たすことがわかった。
『旅人は夢を奏でる』は、妻子に愛想を尽かされた人気ピアニストが、3歳の時に別れた自称・元ミュージシャンの実父と再会し、共に歩む旅を通して再生するさまをユーモアたっぷりに描いたロードムービー。本国では昨年8月24日に107スクリーン規模で公開され、同日133スクリーン公開のディズニー / ピクサー作品『メリダとおそろしの森』を押さえて興行収入1位を初登場から2週連続で獲得した。
全国の公開に先駆けたフィンランド映画祭での上映を記念して約10年ぶりに日本の土を踏むアキ監督が何を語るのか気になるところ。ファン必見の機会となりそうだ。(編集部・小松芙未)
映画『旅人は夢を奏でる』は2014年1月シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
「フィンランド映画祭2013」は10月5日から9日までTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催