奥田瑛二監督最新作、モントリオール映画祭に出品!娘夫婦が主演
俳優の奥田瑛二が監督を務め、娘・安藤サクラとその夫・柄本佑が主演する映画『今日子と修一の場合』が、現地時間22日よりカナダで開催される第37回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが決定した。
奥田は2006年の監督作『長い散歩』が同映画祭でグランプリを含む3冠を獲得しており、今回はそれに次いで2度目の出品。また、2009年には審査員として招かれている。
奥田にとっての2度目の同映画祭出品作となる『今日子と修一の場合』は、東日本大震災を背景に、それぞれの事情で故郷に帰ることのできない男女二人の姿を通して描く再生の物語。昨年結婚した娘・安藤サクラと柄本佑の夫婦が主演を務めることも話題になった。
今年の同映画祭は今月22日から来月2日までの開催。日本からは映画『利休にたずねよ』がワールドコンペティション部門に出品されるほか、フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門には綾野剛主演の映画『シャニダールの花』や永作博美主演の映画『四十九日のレシピ』、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーが共演する映画『凶悪』が出品される。(編集部・福田麗)
映画『今日子と修一の場合』は10月5日より新宿ピカデリーほかにて全国公開