「もう、無理なの……」AKB48グループ総監督・高橋みなみがまさかの弱気発言!?
アニメーション映画『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』の日本語吹き替え版で、ヒロインの声を担当した高橋みなみ(AKB48)と絶叫系アフレコに挑戦した山崎弘也(アンタッチャブル)が、作品にまつわるエピソードを語った。
小さな青い妖精スマーフの活躍を描いた本作で、ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦した高橋が担当したのは、悪者たちに誘拐されてしまう妖精の国のキュートなアイドル、スマーフェット。
そんなスマーフェットについて、「セリフはわたしが実際に言ったことのないようなものが多かったんです。『どうしたらいいの?』とか、そんな弱音吐いたことないわ! みたいな感じで(笑)」と自分とは対照的なキャラクターだったことを打ち明ける高橋だが、「これからは普段もスマーフェットのような声を小出しにしていこうかな。『もう、無理なの……』とか(笑)」とまさかの弱気キャラ宣言。どうやら、おしとやかなスマーフェットの声色が気に入ってしまったようだ。
一方、スマーフェットを誘拐する立場でありながら、彼女と仲良くなってしまうおとぼけでハイテンションなハッカスの声を担当した山崎は、「『ウッヒャー!』『ヤッホォォォ!』みたいな絶叫が多くて、仕事というかストレスを発散してきたような感じでした(笑)」とアフレコを振り返る。高橋が「ザキヤマさん、あんな声よく出せますよね! スゴイ!」と感嘆すると、「僕はバラエティー番組のひな壇で奇声を発している時間が多いから、ああいうのは得意なんですよ!」と余裕の笑顔。顔もどことなく本人に似ているハッカスは、山崎のハマリ役と言っても過言ではない。
今回のアフレコを心から楽しんでいた様子の二人。作品の面白さについても、お互いに名シーンを語りだしたら止まらなくなってしまったほど。ちなみに、高橋は「ハッカスが涙を流しながら言うセリフにもらい泣きしちゃいました」とのこと。意外にも泣けてしまう山崎の声の演技と、驚くほど可憐(かれん)な高橋の声色を、劇場でチェックしてみてほしい。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』は全国公開中