ヒュー・ジャックマン、真田広之とガチンコ対決!決闘シーンが公開!
ヒュー・ジャックマンが主演を務める映画『ウルヴァリン:SAMURAI』より、ヒュー演じるウルヴァリンと真田広之演じるシンゲンの決闘シーンが公開された。かねてから親交があったという二人だが、共演は今回が初めて。ウルヴァリンの爪に対抗してシンゲンが二刀流になるなど、真田自身のアイデアも採用されている戦闘シーンだ。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』決闘シーンのクリップ映像
映画『ラスト サムライ』『たそがれ清兵衛』といった作品でも見事な剣術を披露している真田は、本作では甲冑(かっちゅう)を身に着け、二刀流でウルヴァリンと相対。目にも留まらぬ速さで展開される殺陣の迫力はさすがの一言であり、言葉はなくとも爪と刀とで語り合う男たちの姿が印象的な仕上がりとなっている。
真田によると、まさに死闘とも呼ぶべき今回のシーンは3~4日ほどで一気に撮影したとのこと。「短期間で撮った分、密度は濃かったですね」と語った真田はヒューとのアクションについて「ヒューはこれまでに何度もファイトシーンを演じているし、ダンサーとしても優れているので、振り付けを覚えてそれを形にすることにたけた俳優でした。なので僕にとっても、ヒューとの撮影はとてもやりやすかった」と振り返った。
その一方で、難しさを感じた面もある。「現場で最も注意を要したのは、ヒューが上半身裸だったことです。ヒューはあの3本爪を実際に装着した状態でアクションを演じていました。僕が持つ刀は本身(真剣)ではありませんが、竹光やジュラルミンだったので、相手に当たるとかなり痛い素材なんです」と語り、寸止めを余儀なくされた状況を説明。「ヒューも僕がギリギリで止めるのを信頼して素手で受けてくれました」とお互いへの信頼があったことを明かした。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は、『X-メン』シリーズでもおなじみのキャラクター・ウルヴァリン=ローガンを主人公にしたシリーズ第2弾。日本を舞台にウルヴァリンの新たな戦い、そして日本人女性マリコとの恋模様を描く。(編集部・福田麗)
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開