チャン・ツィイー、『グリーン・デスティニー』続編に出演か?
映画『SAYURI』『グランド・マスター』のチャン・ツィイーが、2000年に製作されアカデミー賞を4部門で受賞した映画『グリーン・デスティニー』の続編への出演交渉に入ったことがEW.comによって明らかになった。
映画『グランド・マスター』のチャン・ツィイー!写真ギャラリー
オリジナル作品でメガホンを取ったアン・リー監督は降板したため、映画『マトリックス』シリーズなどでカンフー指導を担当し、その後数々の映画作品でアクション監督を務めてきたユエン・ウーピンが、本作のメガホンを取ることになっている。脚本は、『ヤングガン』『ドラゴン・キングダム』のジョン・フスコが執筆する予定だ。
キャストには、すでにミシェル・ヨーがユー・シューリン役で前作から続投するほか、ドニー・イェンがサイレント・ウルフ役で出演することが決定している。そこへ今回新たにチャンがイェン役として再出演交渉に入ったことが伝えられた。チャンは、本作ではフラッシュバックのシーンで登場し、その後のイェンがどうなったのかを説明する役回りになるという。
『グリーン・デスティニー』は、中国の作家ワン・ドウルーが手掛けた全5巻からなる武侠小説「鶴鉄五部曲」の4巻目、「臥虎蔵龍」を映画化した作品。今回の続編では、この武侠小説の最終巻にあたる「鐵騎銀瓶」を基に、ミシェル演じるユーを中心とした物語が描かれるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)