新「バットマン」俳優に厳しい声…ファンの7割がキャスティングに否定的
2015年に公開される新作映画でバットマンを『アルゴ』などのベン・アフレックが演じることが発表され、ファンからは厳しい意見が上がっている。映画『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルがハマり役だったことに加え、ベンが主演したアメコミ映画『デアデビル』の評判が芳しくなかったことも不安視されているようだ。
調査会社Fizziologyによると、新「バットマン」俳優が発表されてから1時間以内に行われたツイート、約9万6,000件の内、実に71パーセントが否定的な意見だったとのこと。一方、肯定的な意見はわずか15パーセントに留まった。
また、一部のファンは早くもベンの降板を製作・配給の米ワーナー・ブラザーズに求める署名運動を展開。24日現在、すでに2万5,000人の署名が集まっており、今回のキャスティングに反発する声が思いの外大きかったことをうかがわせる。また、日本のファンの間でもインターネット上では賛否両論が巻き起こっている。
ベンは2003年に主演を務めたアメコミ映画『デアデビル』が興行的に大コケしただけでなく、その年に公開された最低な映画を決めるラジー賞では最低主演男優賞を受賞。その一方、近年では監督・主演・製作を務めた映画『アルゴ』が第85回アカデミー賞作品賞を受賞し、ベン自身も同作の演技で英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど巻き返しを図っている。ファンに「バットマン」として認められるためには、新作の演技で過去のイメージを払拭するしかない。(編集部・福田麗)