ベン・アフレックが監督を降板 バットマン役の影響か?
映画『キャリー』や『シャイニング』など数々のヒット作の原作を手掛けた巨匠スティーヴン・キングの小説「ザ・スタンド」の映画化で、監督予定だったベン・アフレックが降板し、スコット・クーパー監督がメガホンを取ることがDeadline.comや複数のメディアによって明らかになった。
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本作は、米ワーナー・ブラザーズが企画している作品で、当初は映画『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツが監督候補に挙がっていた。だが交渉は成立せず、ワーナーはベンに依頼。そのベンも先日、映画『マン・オブ・スティール』の続編でバットマンを演じることが決まり、その準備期間のために今作を降板することになったようだ。
1978年に出版された原作は、ウイルスがアメリカの人口をほぼ絶滅させた後に巻き起こる人々の善と悪を描いた超大作。後の世紀末を描いた作品に多大な影響を及ぼしたキング作品の中でも、高く評価されている作品の一つ。
クーパーは監督だけでなく、脚本のリライトも務めるという。どのような映画に仕上げてくるか楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)