酒井法子、来年主演作で映画復帰!
酒井法子の映画復帰作となる『空蝉の森』がクランクアップを迎え、2014年公開を予定していることがわかった。酒井の映画出演は2008年公開の『イエスタデイズ』以来6年ぶり。過去に深い傷を持つ、謎のベールに包まれたヒロイン・加賀美結子を体当たりで演じ、新境地を見せている。
壇蜜主演映画『私の奴隷になりなさい』の亀井亨監督がメガホンを取る本作。ある朝、3か月間行方不明だった妻・結子(酒井)が帰ってくるが、なぜか夫・昭彦(斎藤歩)は「彼女は別人だ」と言い張って本人だとは信じない……。二人の間に一体何があったのか、結子と関係を持ったと疑われるメンタルクリニックの医師(西岡徳馬)、遺産相続も絡む加賀美夫妻を監視する警部(柄本明)も巻き込んで息もつかせぬサスペンスが展開する。
また、本作は、国内のみならず中国などアジア圏での公開も視野に入れ、海外映画祭への出品も進められている。主演の酒井自身も海外での公開に意欲的だといい、実現した際には舞台あいさつなども行う予定だ。
酒井は2009年11月に覚せい剤取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、芸能活動を自粛。その期間は通信教育で介護福祉の勉強をし「福祉の道に進む」という本人の意向も伝えられたが、執行猶予期間明けの昨年12月に主演舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」で女優復帰を果たしていた。(編集部・市川遥)
映画『空蝉の森』は2014年公開予定