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ディカプリオ、悲願のオスカーへ…“ドヤ顔”場面写真が公開!

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映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』場面写真
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』場面写真 - (C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 レオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の場面写真が公開された。20代にして億万長者となった伝説の株式ブローカーを演じたディカプリオは、若くして頂点を極めた人物らしい、いかにもな“ドヤ顔”を披露。これまでとは一線を画した演技で、悲願ともいえるオスカーを狙う。

ディカプリオのこのドヤ顔!特報映像

 ディカプリオ&スコセッシ監督の5度目のタッグ作となる本作は、実在のブローカーであるジョーダン・ベルフォートの回顧録「ウォール街狂乱日記-『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」が原作。億万長者に上り詰めるまでの栄光、そして証券詐欺の違法行為で逮捕されるに至った挫折を描いたエンターテインメントだ。

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 まだ作品自体はポストプロダクション中ではあるものの、本国では早くもアカデミー賞有力候補に挙げられている同作。これまでのスコセッシ監督作品のディカプリオは『アビエイター』に代表される、眉間にしわを寄せるようなシリアスな役柄が多かったが、本作では一転、ユーモラスな側面が強調されている。そうした新境地を開いていることに加え、アカデミー賞では実在の人物を演じる俳優に票が集まりやすいことを考えると、受賞も十分に考えられる。

 また、2度目のアカデミー賞を狙うスコセッシ監督はもちろん、『マネーボール』のジョナ・ヒル、『マジック・マイク』のマシュー・マコノヒーというノリにノッた俳優陣が脇を固めており、本作は本年度のアカデミー賞主要部門の目玉といっても過言ではない。

 もっとも、そうした面を差し引いても、モデルとなったジョーダン・ベルフォートの破天荒な人生は一見の価値あり。学歴もコネもない男がどのように世界金融の中心地・ウォール街でのし上がり、「ウォール街のウルフ」と呼ばれるまでになったのか? そして、一夜にして頂点から転がり落ちたときに何を考えていたのか? 人生にドラマありとはいえ、ここまで極上のドラマにはめったにお目にかかれないはずだ。(編集部・福田麗)

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は12月20日より全国公開

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