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寺尾聰、45年ぶりに昏睡状態から目覚めた男に…岡田将生と初共演

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ドラマW「チキンレース」より 初共演の寺尾聰と岡田将生
ドラマW「チキンレース」より 初共演の寺尾聰と岡田将生

 寺尾聰岡田将生がWOWOWのドラマW「チキンレース」(11月10日夜9時~)で初共演を果たした。寺尾は19歳で交通事故に遭い、45年ぶりに昏睡状態から目覚めた、心は19歳で体は64歳の男・飛田を、岡田は飛田の看護師・神谷を熱演。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」や映画『いま、会いにゆきます』などの人気脚本家・岡田惠和が、「寺尾さん主演のドラマが書きたくて、自ら立候補して企画し、全てあて書きで書かせていただきました」という力作だ。

 失われた青春を取り戻す旅に出た64歳の不良少年・飛田(寺尾)と、彼に「おっさん」と呼ばれる27歳の神谷(岡田)が紡ぐヒューマンドラマ。メガホンを取る映画『沈まぬ太陽』『ホワイトアウト』などの若松節朗監督は、「この作品を通して『人生における奇跡』とは、わかり合える相手を見つけることなのだと実感しています」と胸にしみるコメントを残し、飛田の姿から「生きていることはなんて輝かしくて喜ばしく楽しいことなのだということを感じていただきたい」とメッセージ。

 「シナリオを読んだとき、『これは俺だ!』と強く感動しました」という寺尾は、「まさに最も演じたいと思っていた役で、俳優人生の中でこんなにも『自分を演じている』と感じたことはなく、自然に気持ちよく日々の撮影に臨んでいます」と充実感たっぷり。そんな寺尾と初めて共演する岡田は、「すごく優しくしてくれますし、毎日芝居の勉強をさせていただいています」「生き方をマネしたくなるくらいワイルドで格好いい方です」と大先輩・寺尾の印象を明かしている。

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 WOWOW初の試みとして、フルHDの4倍の解像度を誇る新映像品質・4Kで制作される本ドラマ。若松監督は「4K撮影だからこそダイナミックに表現できる海、山、そして北海道の花畑と大地を舞台に人間の輝き、美しさ、強さを伝える人間賛歌のドラマになっていると思います」とそのスケール&世界観に自信をのぞかせた。寺尾、岡田のほか松坂桃李有村架純鹿賀丈史松坂慶子らが出演する。(編集部・小松芙未)

ドラマW「チキンレース」は11月10日夜9時よりWOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW 2013」内で無料放送

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