大ヒット官能小説の映画化キャスト変更をファンが切望 署名活動も
作家E・L・ジェームズの大ヒット官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画版で主役を務めることになったダコタ・ジョンソンとチャーリー・ハナムだが、ファンのイメージとはかけ離れていたようで、キャストの変更を希望するオンライン運動が始まっている。
キャストが発表されたすぐあと、不満に思ったファンがChange.orgで署名を募り始めた。彼らがベストだと思っているキャストは、クリスチャン役にテレビドラマ「ホワイトカラー」のマット・ボマー、アナスタシア役に「ギルモア・ガールズ」のアレクシス・ブレデルだそう。
こうまでして自分を推してくれる人たちに対しマットは、「ファンのみんなにはとても感謝している。感動しているよ」と芸能番組エンターテインメント・トゥナイトにコメント。しかし、「チャーリーとダコタの映画を観るのが楽しみだ」とも言っており、彼が出演することはなさそうだ。
キャストに不満を募らせる声が多いことについてプロデューサーのダナ・ブルネッティは、ツイッターでキャスティングのプロセスを説明。
「キャスティングはルックスだけで決まるわけじゃありません。才能、スケジュール、本人の希望、相手役との相性などさまざまな要素があります」「希望していた人がキャスティングされなかったのだとしたら、このどれかに当てはまらなかったのでしょう」とダナはツイートし、状況を正しく理解するようメッセージを送った。(澤田理沙)