でんぱ組.inc、メンバーの隠れた一面に感激！初主演映画完成で大興奮！

　秋葉原発のアイドルグループでんぱ組.incが主演する新作映画『白魔女学園』の劇場公開と世界同時配信を記念したコラボカフェ「でんぱ組.inc presents 白魔女学園カフェ」の取材会が10日、渋谷PARCOの特設会場で開催され、メンバーの古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音、またメガホンを取った坂本浩一監督が出席した。

でんぱ組.inc制服姿で登場！映画『白魔女学園』カフェフォトギャラリー

　本作は「仮面ライダーフォーゼ」などを手掛ける坂本浩一監督がメガホンを取り、「けいおん! 」「ガールズ＆パンツァー」の吉田玲子が脚本を担当する特撮映画。魔女を育成する「白魔女学園」に新入生としてやってきた、心に「痛み」を抱える少女たちが、上級生たちから課せられた厳しいエチュードを経て、魔女としての能力に目覚めていく姿を描く。

　本作の撮影を「今年一番楽しかった」と振り返った最上は、「こんなにきちんと演技をしたことがなかったのですが、普段会う機会のない映画関係者の方と仕事ができてうれしかった」とコメント。さらに古川が「こんなにたくさんの方が協力してくれてひとつのものを作るのは初めて」と興奮気味に語ると、成瀬も「『美少女戦士セーラームーン』が子どもの頃から好きだったので、魔法を使う役を演じられてうれしい」と笑顔を見せるなど、メンバーそれぞれが映画出演の喜びを口にした。

　最上は「成瀬がすごく豹変（ひょうへん）する役をやっているのですが、メンバーが普段から薄々感じていた、成瀬の隠れた一面が映画では全面に出ていて面白かった。みんなの演技を見ていて、こんなにも引き出しが多いんだなって、改めて思いました」と映画の感想を述べ、成瀬も「もがちゃん（最上）の後半のアクションシーンがすごく激しいんですけど、陰でめちゃくちゃ練習していて、そんな姿を見られてうれしかった」と語った。

　コラボカフェは23日までの期間限定営業となり、普段はライブ＆バー「秋葉原ディアステージ」のアイドルたちが劇中と同じ白魔女学園の制服を着て給仕。また映画にちなみ、店内にはパネルや秘蔵映像、撮影で実際に使用された衣装や小道具も展示される。内装も映画をイメージしたデザインが施され、その出来栄えにはメンバーも感嘆しきり。相沢は「映画のことを知らなくても入りたくなるような素敵なお店」とため息まじりに話していた。（取材・文 名鹿祥史）

映画『白魔女学園』は9月21日より公開
動画配信ネット版（全10話）はテレ朝動画ほかで配信予定