松本潤と上野樹里、本当のデートのよう…『陽だまりの彼女』三木監督も湘南の魅力にうっとり?
嵐の松本潤と上野樹里主演の映画『陽だまりの彼女』の公開に先駆け、109シネマズ湘南(藤沢市辻堂)で10日、神奈川プレミア試写会が行なわれ、撮影の舞台となった藤沢市、逗子市、横浜市の市民400名が招待された。また、この日は映画上映のほかに、主人公・浩介と真緒の中学生時代を演じた北村匠海、葵わかな、監督の三木孝浩、さらには黒岩祐治神奈川県知事、鈴木恒夫藤沢市長が出席し、湘南の魅力をふんだんに盛り込んだ本作について熱いトークが交わされた。
メガホンを取った三木監督は、湘南を映画の舞台に選んだことについて、「原作は埼玉だったのですが、映像化するにあたって光あふれる場所をイメージしたら、秋・冬の湘南が思い浮かんだ」と説明。さらに、「江の島でのデートシーンは、実際に自分が学生時代に歩いたコースなんですが、とても素敵なシーンになったと思う。松本潤くんと上野樹里ちゃんがまるで本当のデートを楽しんでいるようだった」と明かした。
また、松本演じる浩介の中学生時代を演じた北村は、「この映画を観て、皆さんに幸せになってもらいたい」と語り、「とくに逗子の大崎公園でのシーンですかね。浩介と真緒の駆け合いもぜひ注目して観てほしい」と強調した。
一方、上野演じる真緒の中学生時代を演じた葵は、「わたしは地元が神奈川で今も住んでいるのですが、今日は隣に知事がいてすごく緊張する」と照れ笑い。気になるデートスポットを聞かれると、「やっぱり江の島の『龍恋の鐘』ですかね。リアル中学生ですから、こういうおまじない的なところはチェックしなきゃいけないのかなって。わたしも参加したいですね」と声を弾ませていた。
本作は、「金曜のバカ」「ボーナス・トラック」などで知られる越谷オサムのベストセラー小説を映画化したファンタジックラブストーリー。新人営業マン・浩介と仕事先で10年ぶりに再会した“不思議な秘密”を持つ幼なじみ・真緒との切なくも温かな奇跡の物語を描く。湘南藤沢フィルムコミッション協力のもと、湘南をはじめとするロケ地の魅力を余すところなく捉えた美しい映像は必見である。(取材・文:坂田正樹)
映画『陽だまりの彼女』は10月12日より全国公開