永作博美、第2子出産後初の公の場に登場!ファンからの祝福に感激!
今年6月に第2子を出産した女優の永作博美が11日、新宿バルト9で行われた主演映画『四十九日のレシピ』の完成披露舞台あいさつに出席した。永作が公の場に登場するのは第2子出産後初めて。永作は舞台あいさつ冒頭にあいさつを終えるや、会場のファンから一斉に「ご出産おめでとう!」と祝福され、感激のあまり顔を手で覆い隠しながら、「どうもありがとうございました。(声が起こったとき)何が起こるのかと思いました」と感謝した。
永作は2009年に映像作家の内藤まろと結婚。2010年5月に第1子となる男児を出産し、今年6月18日に第2子の女児を出産したばかり。一男一女の母となり育児と女優業を両立していくことについての気持ちを聞かれると、「大変は大変ですけど、働きながら育児をされている方もたくさんいると思いますので、それを思うとわたしも頑張ろうと思います」と母親の強さを見せていた。
また、本作は永作にとって『八日目の蝉』以来の主演映画。オファーが来た際には原作本を読み「ぜひやりたい」と思ったそうで、主人公・百合子を演じるにあたっては「本当にたくさんの感情を背負って生きている子で、それをリアリティーを込めて演じるのは難しいと思いました。大きなアクションができるわけでもないので、周りにいろいろ助けていただいてできた作品です」と感謝の思いを明かした。
さらに、映画にちなんで自身が大切にしている“幸せに生きるためのオリジナルレシピ”を発表するコーナーで、永作は「明日のためのレシピ」と回答。その意図について、「毎日いろいろやらないといけないこともある中で、つまずいたことを次の日に持ち込んでしまうとせっかく来ている新しい日がもったいないと思う」と説明。続けて、「次の日やらないといけないことを成功させて、その日その日を越えていくのが楽しく生きていくコツかな」とポジティブな人生観を語っていた。
本作は、伊吹有喜原作の小説を『ふがいない僕は空を見た』などのタナダユキ監督が映画化した感動作。母が亡くなりそれぞれに深い傷を負った家族が、母の遺した「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、再生に向かって歩んでいく姿を描く。舞台あいさつには永作のほかに、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、タナダユキ監督、主題歌「Aloha 'Oe」(アロハオエ)を歌うシンガーソングライターの安藤裕子も登壇した。(中村好伸)
映画『四十九日のレシピ』は11月9日より新宿バルト9ほか全国公開