バットマン役ベン・アフレック、バッシングを受ける準備をさせられていた!
2015年に公開される映画でバットマンをベン・アフレックが演じることが発表され、ファンからは厳しい意見が上がっているが、米ワーナー・ブラザーズは事前にベンにバッシングを受ける準備をさせていたことがわかった。ベンがトークショー「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」に出演して明かした。
バットマン役に決まった後、スタジオ側から「君に話しておかなくてはいけないことがある。誰もが経験するものだし、つらいことだから」と切り出されたと明かしたベン。初めは何を言っているのかわからなかったが、「過去に俳優がバットマン役にキャスティングされたときの、インターネット上などでのファンの反応を見てもらいたいんだ」と言われ、これまでのバットマン俳優が受けた扱いを振り返ることになったという。
ベンによれば、それらの俳優はそれぞれの作品で素晴らしい仕事をしていたが、「(キャスティング時の)ファンの反応は『あいつを殺せ-------!』って感じだった」とのこと。ベンは「映画ができる前にそんなことは言えないよね。何の意味もない。映画を観てそう言われるのなら、ちゃんと受け入れないといけないけど」と自身の考えを述べている。
そして実際に自身が新バットマンだと発表された際、スタジオ側から受けた「2~3日はインターネットを見るな」という注意に対し「何言っているんだ。僕は大人だし、どんなことでも受け入れられる!」と応じたベンは、早速記事のコメント欄を見てみたという。「最初のコメントは『No-------!』ってやつだった。すぐにブラウザを閉じたよ」と冗談めかして語っている。
ベンが出演するのは、現在公開中の映画『マン・オブ・スティール』の続編として、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)とバットマンが初共演を果たす2015年公開の作品。メガホンを取るのは、前作に続いてザック・スナイダー監督。ベンは出演を決めた理由として、スナイダー監督が思い描くバットマンが『ダークナイト』3部作(クリスチャン・ベイル主演、クリストファー・ノーラン監督)でのものとは違っていたことを挙げている。(編集部・市川遥)