菅田将暉、都内高校の後夜祭に参加! 学生時代のおしゃれの失敗を語る!
22日、映画『男子高校生の日常』の公開を記念したイベント「リアル高校・後夜祭♪マジ訪問!」が都内の高校で行われ、菅田将暉、野村周平、吉沢亮、岡本杏理、山本美月、栗原類のキャスト陣と、松居大悟監督が高校の後夜祭に制服姿で参加した。主演の菅田は高校生たちの圧倒的な熱気を前に、学生時代におしゃれに失敗した過去を振り返った。
体育館に集まった約500人の生徒たちの前に登場した菅田らキャスト陣は、高校生たちの盛り上がりに目を丸くしつつも、掛け声で場内をあおるなどハイテンション。山本や岡本があいさつをすると「かわいい!」、菅田や吉沢、野村が話すと「キャー」という声があちこちから上がった。
本作は、男子高校生たちのもんもんとした日常が描かれているが、吉沢が「皆さんはキラキラしていますね。僕の学生時代は、この映画のように野郎とグダグダしていました」と語ると、野村や栗原、岡本も地味な学生生活だったことを告白。そんな中、主演を務めた菅田は「共学だったので、パーマをあてて髪の毛の色を抜いたんだけれど、失敗して鏡の前で泣いたことがありました」と学生時代を懐かしそうに振り返っていた。
とにかく会場はハイテンション。途中、文化祭で行われたパフォーマンスの表彰式が行われると、大賞を受賞した生徒が壇上で、ゆるキャラ「ふなっしー」や、2005年に優勝した阪神タイガースのスタメンのモノマネを披露。多くのカメラの前で、堂々たるパフォーマンスを見せた生徒に、壇上で菅田や吉沢、野村が抱擁すると、場内からは地鳴りのような歓声が巻き起こった。
「凄いパワーで元気をもらいました」と菅田が高校生たちに感謝を述べると、野村と吉沢は口を揃えて「男子生徒はこの映画に出てくる登場人物には共感してもらえると思います。そして女子には、男子ってかわいい奴だと思ってもらえると思います」と作品をアピールしていた。
本作は、ウェブコミック配信サイト・ガンガンONLINEに掲載された山内泰延のギャグ漫画を、映画『アフロ田中』の松居大悟監督が実写映画化。ダラダラと毎日を過ごしていた男子高校生3人組が、ある日、隣接する女子校と文化祭を共同で開催することによって、様子が変わっていく姿を、シュールでコミカルに描いた青春映画だ。(磯部正和)
映画『男子高校生の日常』は10月12日よりシネ・リーブル池袋ほかにて公開