「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが『ローマの休日』の脚本家ダルトン・トランボに挑戦!
アメリカの大ヒットテレビシリーズ「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが、脚本家ダルトン・トランボを描いた伝記映画『トランボ(原題) / Trumbo』で主役を演じることがVaietyによって明らかになった。
本作は、映画『ミルク』、『インフォーマント!』などの製作総指揮を務めたマイケル・ロンドンが自身の製作会社グランズウェル・プロダクションのもとで企画している作品で、監督はテレビ映画「ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女」のジェイ・ローチがメガホンを取り、脚本はテレビシリーズ「リベンジ 闇の処刑人」のジョン・マクナマラが執筆することになっている。そしてこの度、新たにダルトン・トランボ役を人気俳優ブライアン・クランストンが挑戦することになったようだ。
ダルトン・トランボは映画『ローマの休日』の脚本家で、赤狩りに反対したことでブラックリストに載ったハリウッド・テンの一人。禁固刑の実刑を受け、刑期を終えた後も事実上ハリウッドから追放されたトランボは、その後メキシコに逃亡し、偽名を使って脚本家として仕事を続けた。
演技派ブライアン・クランストンが、どのようにダルトン・トランボを演じるか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)