福士蒼汰、「あまちゃん」人気に戸惑いも…役者としての喜びを実感
ドラマ「あまちゃん」の種市先輩役でブレイクを果たした俳優の福士蒼汰が21日、都内にて2nd写真集「blue」発売記念握手会を行い、「あまちゃん」出演以降の環境の変化に戸惑っていることを明かした。
3,500枚の握手会参加券がわずか2時間半で定員数に到達するなど、現在乗りに乗っている俳優の一人である福士。だが、本人は「実感ないです。呆然という感じ。後からじわじわ実感が湧くんですかね?」と恐縮気味。この日集まった3,500人のファンについても「去年の倍くらい。3,500人と握手したことなんてないです……」と驚いている様子だった。
街を歩いていると「種市先輩!」「『じぇじぇじぇ』じゃん!」と声を掛けられることが増えたといい、仕事ではコメントに「じぇじぇじぇ」を使ってほしいと言われることも。「使わなきゃと思いますが、実際は難しいですね」と語った福士はその人気に戸惑いを隠せないながらも、「(「あまちゃん」の人気が)役者としてとてもうれしい」と笑顔を浮かべた。
今回の写真集は初版3万部。報道陣からは「たくさんお金が入ってくるんじゃないですか?」と現実的な質問も飛んだが、福士は「物欲はそんなにないんです。貯金します」と謙虚な姿勢を崩さず。今年5月に二十歳の誕生日を迎えたばかりということもあり、「父と2人で飲みに行きたい。まだ実現してないんです」とささやかな夢を口にしていた。 (取材・文 名鹿祥史)