米米CLUB、6年ぶりに映画主題歌!自信をなくした大人たちへの応援歌
米米CLUBの新曲「どんまい」が、『釣りバカ日誌』シリーズの原作者・やまさき十三が72歳にして監督に初挑戦した映画『あさひるばん』の主題歌に決定した。同グループが映画の主題歌を歌うのは、2007年に公開された『憑神(つきがみ)』の「御利益」以来6年ぶり。曲中には「あさひるばん」というフレーズが8回も登場し、チャレンジし続ける大人に勇気を与えるような明るい歌詞と、ポップなメロディーで映画を華やかに彩る。
映画製作サイドが米米CLUBのカールスモーキー石井に楽曲依頼をしたのは撮影半月前のこと。脚本と企画書のみで作品を説明したところ、その2日後にはデモが到着。ところがクランクアップの1週間後、実際の映像を観た石井から「新しいイメージが湧き上がってきた」とまた新たな曲が届けられ、主題歌「どんまい」は生まれたという。
本作のために新曲を書き下ろした石井は、「現代のどこか自信をなくしてしまっている大人たち。でも大人って謙虚さを持ち自分のためにも誰かのためにも生きることができる。それってとても素晴らしいことじゃないでしょうか。そんな方にぜひ観てもらいたい映画であり、『どんまい』という主題歌は応援歌です!」と楽曲に込めたメッセージを明かしている。
映画『あさひるばん』は、中年になった昔の仲間たちが病に倒れた当時のマドンナをめぐり奔走する姿を描いた人情コメディー。主人公のおじさん三人組には國村隼、板尾創路、山寺宏一がふんするほか、松平健、西田敏行、桐谷美玲らバラエティーに富んだキャストが出演する。(編集部・中山雄一朗)
映画『あさひるばん』は11月29日より全国公開