「ダラス」ラリー・ハグマンさんの息子もエミー賞の追悼を批判
先日の第65回エミー賞の追悼コーナーで、昨年12月に90歳で亡くなったテレビドラマ「Dr.刑事クインシー」のジャック・クラグマンさんが追悼されず、息子のアダムさんがエミー賞を批判したが、ほかの有名俳優の息子も不満の声を上げている。
昨年11月に81歳で亡くなった、テレビドラマ「ダラス」で知られるラリー・ハグマンさんの息子プレストンさんは、父親の写真が3秒間しか映されなかったことに納得がいかないという。
「3秒は短すぎると思う。ほかの人たちもそうだ。追悼をするなら、彼らが生前に演技で見せたような敬意と尊厳を持ってたたえるべきだろう。全員に対してそうするべきだ」と情報番組「エンターテインメント・トゥナイト」へのインタビューで語った。
プレストンさんはエミー賞の主催者に怒っているのではなく、がっかりしているのだという。「父はこの業界における先駆者で、ほかの俳優のために道を切り開いた人だと思う。彼がささげたものを考えると、あの追悼の仕方は残念でならない」と付け加えた。(澤田理沙)