ベン・アフレック監督×マット・デイモン主演!『ザ・タウン』の脚本家を起用へ
ベン・アフレックと盟友マット・デイモンが進めている、実在のマフィアのボスにしてFBIの密告者でもあったホワイティー・バルジャーの映画化企画で、アフレックの2本の監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(日本未公開)と『ザ・タウン』の脚本を手掛けたアーロン・ストッカードが、脚本家として起用されることになったとDeadline.comが報じた。
ストッカードは、テレビドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」の企画などを手掛けたテレンス・ウィンターによるオリジナルストーリーを、脚本に仕上げていくことになるとのこと。
ベンとマットは、共にプロデューサーとして企画を進めているほか、ベンが監督、マットが主役のバルジャーを演じることになっている。また、ベンと弟ケイシー・アフレックも、役柄は明らかになっていないが、同作に出演すると伝えられている。
16年間逃亡していた末、2011年についに逮捕されたとき、バルジャーは81歳。11件の殺人事件を含む31件の罪状により起訴され、現在服役中だ。映画では、バルジャーの幼少時代からアルカトラズ刑務所に服役していた1960年頃までを舞台に、マフィアのボスに上り詰め、またFBIの密告者としても働いた半生が描かれる予定。
ベンたちの企画とは別に、バルジャーを題材にしたもう1本の映画『ブラック・マス(原題) / Black Mass』も製作準備が進んでいる。こちらは、『わが心のボルチモア』などのバリー・レヴィンソンがメガホンを取ることになっており、ベン監督作よりも先の2014年に公開される見込みだ。(鯨岡孝子)