中村獅童、“ハエ”と戦う人間に!インド映画で吹き替え声優挑戦
俳優の中村獅童がインド映画『マッキー』の吹き替え声優に決定し、“ハエ”と戦う人間を演じることになった。このユニークな役柄に、中村は「インドで大人気の映画に声優として参加させていただけることをうれしく思います。ハエと戦う役なんて生まれて初めてですが、命懸けて戦いますので覚悟していてください!」と意気込みを明かしている。
同作は、奇想天外なハエの復讐(ふくしゅう)劇を描いたアクションコメディー。マフィアの恋敵になってしまったために殺された青年が“ハエ”に転生し、愛する人を守るために小さな体で戦いを挑むさまを追う。
中村が演じるのは、気に入らないやつはどんな手を使っても殺すという残忍さとハエ一匹もなかなか殺せないというコミカルな雰囲気を兼ね備えた悪役スティープ。人間側の主演といっても過言ではない役どころとなっている。
昨年ついに日本公開された映画『ロボット』を皮切りに、映画『きっと、うまくいく』『ラ・ワン』といった佳作が次々と公開され、日本でもにわかに盛り上がったインド映画。本作は『ロボット』を超える2,234カットでVFXを駆使し、人間とハエの戦いを再現した。そのユニークさとスケールの大きさは、まさにインド映画界の最終兵器。全ての映画ファンに贈る一作だ。(編集部・福田麗)
映画『マッキー』は10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開