長瀬智也、新ドラマ「クロコーチ」の決めゼリフで「半沢直樹」に対抗!
11日にスタートするTBSの新ドラマ「クロコーチ」で主演を務めるTOKIO・長瀬智也と彼の相棒を演じる剛力彩芽が3日、製作発表会見に出席し、それぞれの役どころや、進行中の撮影に関する裏話などを明かした。この日は、東幹久、金子賢、渡部篤郎ら主要キャストも出席した。
長瀬は、スキャンダルをネタに権力者をゆすって姑息(こそく)に金を手にする悪徳刑事・黒河内を演じる。部下もいない孤独な存在だが、そんな行為を続ける彼が見据える先には、実はもっと深い闇と巨悪があるというストーリー。
「週刊漫画ゴラク」で連載中の同名漫画を原作にした本作について、長瀬は「スタッフからも、普通のドラマじゃ終わらせないという熱い思いが伝わってくる。原作にあって大切だと思ったら、女性の裸のシーンもちゅうちょしないで撮っている。攻めているんです。僕の役はえげつないです」と役どころを熱く紹介する。
「『半沢直樹』みたいな決めゼリフは?」との質問には、「口笛を吹きながら、『せいかーい!』って剛力ちゃんが演じる清家によく言うんだけど、不気味な部分と、彼女に何かを教えようとしている部分と両方あって。オセロのように表情が変わるのを楽しんでください」と話した。
一方、剛力演じる清家は、一本気な正義を貫くエリート新人刑事。二人が相棒となるよう命じられたことで、正義と悪のドラマが幕を開ける。剛力は「お芝居の中でニヤッと笑う長瀬さんの笑顔がすごくすてきで、その笑顔を見ると心が和みます」と、長瀬との共演を楽しんでいる様子。「撮影の合間にも、長瀬さんがいろいろ楽しい話をしてくれるんです」と剛力が言うと、長瀬も「彼女は実家でご両親と一緒なので、彼女の家族の話を聞いて、和ませてもらっているんです。僕は実家を離れて長いので」と撮影の裏話を語っていた。
毒をもって毒を制するニュー・ダークヒーローを、長瀬がどう演じるかが見どころだ。(取材:岸田智)
金曜ドラマ「クロコーチ」はTBS系にて10月11日スタート 毎週金曜夜10時放送(初回は9時54分より85分スペシャル)