『藁の盾』が『DRAGON BALL Z』を抜いて1位!『G.I.ジョー』は3位初登場!
週間レンタルランキング
9月30日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングは、先週初登場2位だった映画『藁の楯 わらのたて』が、『DRAGON BALL Z神と神』を抜き去り1位を獲得した。邦画の実写作品が首位を獲得するのは『悪の教典』以来約4か月ぶりのことになる。
5月に開催された第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への出品も話題となった『藁の楯』。レンタルに強いサスペンスアクションということもあり、洋画のアクションに負けずレンタルユーザーの関心を集めたようだ。一方の『DRAGON BALL Z』は2位となったが、劇場で大ヒットを記録しているだけに、息の長い人気に期待したい。
3位は初登場の『G.I.ジョー バック2リベンジ』。先月27日のレンタル開始から、わずか3日間で3位に食い込んだ。レンタルに強いアクション映画ということに加え、シリーズ作品としての知名度の高さ、さらに劇場公開から約3か月半後というスピードリリースだったことも、レンタル促進につながったようだ。また11位には、劇場版より上映時間の長い「完全制覇ロングバージョン」のブルーレイがランクインしている。
先週9位に初登場したホラー映画『ポゼッション』は8位にランクアップ。有名俳優は出演していないが、TSUTAYA限定のレンタル商品ということに加え、ジャケットの「全米2週連続No.1 サム・ライミが仕掛ける驚愕の実話」とヒットメイカーの名前を強調したコピーがコアユーザーの関心を高めたようだ。また『鍵泥棒のメソッド』も先週から5ランクアップして10位に返り咲いた。堺雅人と香川照之という、人気ドラマ「半沢直樹」を沸かせた2人が出演しており、再び注目を浴びたと思われる。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『藁の楯 わらのたて』(2位)、2位『DRAGON BALL Z神と神』(1位)、3位『G.I.ジョー バック2リベンジ』(初登場)、4位『アイアンマン3』(3位)、5位『テッド』(5位)、6位『プラチナデータ』(4位)、7位『脳男』(6位)、8位『ポゼッション』(9位)、9位『ゴーストライダー2』(7位)、10位『鍵泥棒のメソッド』(15位)
10月に入った今週は話題作のリリースが多く、『ジャッキー・コーガン』が2日、『オブリビオン』『クロユリ団地』が4日にレンタル開始。これらの順位と共に、『G.I.ジョー』が連続首位獲得となるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)