歌手アナスタシア、両乳房切除手術を公表
2002年FIFAワールドカップの公式テーマソング「Boom」を歌ったことで知られる歌手のアナスタシアが、今年初めに乳がん再発と診断された後、両乳房切除手術を受けていたことがわかった。乳がんの早期発見や早期治療の大切さを伝える「乳がん月間」に合わせて、アナスタシアがFacebookで公表した。
アナスタシアは「みんなに伝えておきたいことがあります」と切り出すと、「今年初めに乳がんだと2度目の診断をされた後、両乳房切除手術と再建手術を受けて、今は回復の最後の段階にきています」と発表。「とても苦しい旅だったけど今はとてもいい気分で、人生の次の章を始める準備もできました」と現在の心境を明かし、「早期発見がわたしの命を2度も救いました」と検診の大切さを呼び掛けている。
アナスタシアは2003年に乳がんの手術を受けるも、今年初めに再発。これに伴い、4月からスタートする予定だった欧州ツアーをキャンセルしていた。
ここ1年の間では、アンジェリーナ・ジョリーやシャロン・オズボーンが乳がんの予防的措置として両乳房切除手術を受けたことを公表している。(編集部・市川遥)