映画史上愛されるエロおやじナンバーワンに輝いたのは、あの人!?
映画に登場するエロ度の高いキャラクターを集めた「愛すべきエロおやじ」投票を行った結果、ジョニー・デップ演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの海賊ジャック・スパロウが、堂々の第1位に輝いた(9月20日~10月17日シネマトゥデイでの投票結果)。
第2位は、敵も味方もお構いなく女性を口説きまくる『007』シリーズのジェームズ・ボンド。第3位は、かわいらしい外見とは裏腹に不良中年全開な『テッド』のテッド。第4位には、やることなすこと全てが“おバカ”なのに、なぜかモテモテな『オースティン・パワーズ』シリーズの迷諜報(ちょうほう)員オースティン・パワーズがランクインとなった。
そして第5位は、『ヒッチコック』のアルフレッド・ヒッチコック。『北北西に進路を取れ』『サイコ』などの傑作サスペンスを数多く放った巨匠として知られ、「偉人」としてのイメージがあまりに強いためか最下位という結果になったものの、作品を観れば彼のとんでもないエロおやじぶりに驚くはずだ。
楽屋にのぞき穴を仕込んで女優の行動を観察したり、金髪フェチだったり、ほれ込んでいた女優が妊娠するやいなや逆ギレして冷たく当たったりと、劇中で暴かれる巨匠の過激さは、他の4人には太刀打ちできぬほど。しかし、『サイコ』はそんな彼の飽くなきエロへの探求心があってこその名作といっても過言ではない。映画『ヒッチコック』は、あのあまりにも有名なシャワールームでの殺人描写の裏側をはじめ、ヒッチコックの二面性を目の当たりにできるファン垂ぜんものの一作となっている。(星メテオ)
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