比嘉愛未、念願の映画初主演に感慨深げ!「ハイサイ!」と地元・沖縄の言葉であいさつ
女優の比嘉愛未が5日、新宿のシネマスクエアとうきゅうで行われた『飛べ!ダコタ』初日舞台あいさつに出席し、映画初主演作にかける思いを語った。この日はほかに、窪田正孝、柄本明、ベンガル、油谷誠至監督も来場した。
この日の空はあいにくの雨模様、しかも午前9時スタートという早い時間からの舞台あいさつとなったが、会場には多くの熱心なファンが来場。特に比嘉の来場時には「比嘉ちゃん! ハイサイ!」と比嘉の出身地である沖縄の言葉で声援を送られる一幕もあり、思わず笑顔になった比嘉は「今日はハイサイ! よくお越しくださいました」と返していた。
一方の柄本は「僕もさっき起きたばっかりで。朝早くからありがとうございます。監督の思いと、佐渡の方との思いで作った映画なんで、楽しんでいただければ幸い。つまらなくても、まぁ、そういうこともあるだろうしね」と肩の力が抜けたコメントで会場を沸かせるなど、終始リラックスムードだった。
本作は、1946年に新潟県の佐渡島の小さな村に不時着したイギリス軍要人機ダコタの実話をベースにしたドラマ。ダコタの乗組員、そして彼らを取り巻く村の住人たちの絆を描き出している。本作が映画初主演作となった比嘉は「わたしはデビューして7年目ですが、ずっと映画の主演をやってみたいと願っていました。本当に夢がかなったなという思いでいっぱいです。初めての映画が『飛べ!ダコタ』で本当に幸せ」と感慨深い表情だった。
足かけ2年にわたって佐渡の寒さ厳しい自然の中で撮影された本作について、「大変過酷な現場でしたが、厳しいからこそ出せるリアルな映像の美しさを感じてほしい」と見どころを語る比嘉。さらに「窪田さんは新潟は初めてだったみたいで、結構はしゃいでいましたよね」と暴露する一幕も。当の窪田は「佐渡島に行けるのは初めてで楽しかった。結構ワクワクしていました」と笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『飛べ!ダコタ』はシネマスクエアとうきゅうほか全国公開中