福士蒼汰、月9デビューで「あまちゃん」超えを狙う！
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の種市先輩役でブレイクした俳優の福士蒼汰が5日、今月14日にスタートするフジテレビ系の月9ドラマ「海の上の診療所」の制作発表会見に出席し、「今までの先輩役とは違った後輩キャラがみんなの記憶に残ったらいいな」と笑顔でアピールした。また、“あまロス”にかけて「このドラマも“海の上の診療所ロス”になれるくらい皆さんの記憶に残ったらいいなと思います」と「あまちゃん」超えの意気込みを語った。
本作は瀬戸内海の無医島を巡る病院船を舞台に、腕は一流だが美人にめっぽう弱いお調子者な医師・瀬崎航太（松田翔太）と、江戸っ子気質で元ヤンともうわさされる看護師・戸神眞子（武井咲）のデコボココンビが織りなす1話完結型のヒューマンラブストーリー。会見には福士のほかに、松田、武井、藤原紀香、荒川良々、植野行雄（デニス）、寺島進も出席した。
本作で福士が演じるのは、松田翔太演じる主人公をペットのように慕う後輩キャラで、真面目でメガネがトレードマークの看護師・三崎昇。瀬戸内の撮影を振り返ると「みんなでいる時間が長いので、そのぶん仲よくなっています」とにこやかに述懐。ただ、現場で唯一気になっていることとしてお笑い芸人の植野がなかなか面白さを見せてくれないことを挙げ、「いつも『あと4日後に面白さを見せるって』って言って、いつも4日後なんですよ～」とぼやいた。
それを受けて、お笑い芸人ながら月9出演を果たした植野は「美男美女に囲まれて、今震えていますよ。逆に皆さんには僕が違う畑から来ているということで、気を使ってくれているんですね」と現場ではガチガチなあまり真面目になっていることを明かし、福士には「（面白さは）明後日くらいに見せます」と笑いを誘っていた。（中村好伸）
ドラマ「海の上の診療所」は10月14日よりフジテレビにて毎週月曜夜9時～放送