尾野真千子・長谷川京子・木村文乃、「サザエさん」作者3姉妹で仲良しスリーショット披露!
「サザエさん」の生みの親である長谷川町子の人生を描くドラマ「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」の撮影が10日、調布の日活撮影所で行われ、長谷川家の3姉妹を演じる尾野真千子、長谷川京子、木村文乃が取材に応じた。主人公・町子役の尾野は「同じ“まちこ”を演じるということで縁を感じています」と意気込んだ。
フジテレビ開局55周年、アニメ「サザエさん」放送45周年を記念して制作される本作。町子のエッセイ漫画「サザエさん うちあけ話」など過去の文献や資料を基に彼女の生涯を徹底取材し、戦前、戦中、戦後にわたる波乱の人生を笑いと涙と共に描き出す。町子の姉・毬子には長谷川が、妹・洋子には木村がふんしている。
この日の3人は、何かコメントを発するたびに顔を見合わせてほほ笑み合うなど、本当の三姉妹のような仲の良さ。長谷川も「姉妹の雰囲気が出ているなと思いますね」と笑顔を見せるが、「ただ、この二人はいつもふざけ合っていているんですが、でもわたしは一緒にはふざけられない。よく一緒にふざけようよと言われるんだけど、そこはやはり一番上のお姉ちゃんですから。一番下の甘えん坊、自由にやっている次女に囲まれると、一番上はしっかりしなきゃと思っちゃうんですよ」と3人の関係について説明する。
また、本作では食卓のシーンが多く登場するそうで、尾野も「ごはんがおいしいです」とニッコリ。「普通にご飯を食べた後に食事のシーンを撮影するんですよ。1日5、6食くらいになるんですけど、それでもまた食べちゃう。残ったものをタッパーで持ち帰るくらいにおいしいんです」と絶賛。さらに「筑前煮、切り干し大根、アジの開きとかなんですけど、すごくありがたくて幸せで。一段と(家族の)結束力が増したように思います」と付け加えると、3人は幸せそうな笑顔を見せていた。
本作は9月18日にクランクイン。鎌倉、茨城、兵庫県の加古川など各地でロケを敢行し、10月中旬にクランクアップを予定している。(取材・文:壬生智裕)
「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~」はフジテレビ系にて11月放送予定