米スターバックス 他の人との一体感を強めてほしいと無料コーヒーをプレゼント
連邦政府の閉鎖が問題となっているアメリカで、他の人との一体感を強めてほしいと米スターバックスが現地時間10月9日から11日までの間、客にトールサイズのコーヒーを無料でプレゼントキャンペーンを行っている。ただし、コーヒーをもらうには、自分の後ろに並んでいる人が希望する飲み物をおごってあげることが条件だ。
「チャリティーや感謝の気持ちでおごるのではなく、人間性と共通性を認識するために相手の飲み物を買ってあげてほしいのです。小さなことかもしれませんが、無限のインスピレーションをもたらすことだと思います」とスターバックスのCEOハワード・シュルツ氏は説明している。
シュルツ氏は、The New York Times紙、Washington Post紙、USA Today紙に掲載された広告でキャンペーンを説明。「今の時代、ちょっとした礼儀正しさが大きな違いをもたらします」と語り、一体感が重要な今こそ、人とつながるきっかけになればと思っているとコメント。「何が起きるか見てみましょう。#payitforward(善意を次の人へと渡し、広げよう)」と付け加えている。(澤田理沙)