ジェイミー・フォックス&オリヴァー・ストーン、キング牧師を描いた映画でタッグか?
映画『ジャンゴ 繋がれざる者』『ホワイトハウス・ダウン』のジェイミー・フォックスが、タイトル未定の新作でマーティン・ルーサー・キング・Jr役での出演候補に挙がっていることがThe Hollywood Reporterほか複数メディアで報じられた。
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同作は、ドリームワークスとワーナー・ブラザースが共同で企画している作品。スティーヴン・スピルバーグがプロデュースを担当し、映画『プラトーン』『ウォール街』のオリヴァー・ストーンが現在監督交渉にあり、今回新たにジェイミーがキング牧師の出演交渉に入ったようだ。映画『潜水服は蝶の夢を見る』のロナルド・ハーウッドが執筆した脚本を、現在は映画『スコア』のカリオ・セイラムが改稿している。
本作は、すでにマーティン・ルーサー・キング・Jrの遺産管理団体から映画製作の許可が下りており、彼の家族がプロデューサーとしても名を連ねている。
キング牧師を描いたもう一つの新作、ポール・グリーングラス監督による映画『メンフィス(原題) / Memphis』では、脚本にキング牧師の不倫が含まれていた点をキング牧師の遺産管理団体が批判。その影響から、ほとんど制作費を得られずに昨年の4月にお蔵入りになってしまったが、昨年の12月にワイルド・バンチ・インターナショナル・セールスが同作の製作資金を捻出し、再び製作されることになっている。
今のところ、ストーン監督もジェイミーも両スタジオと会合を設けただけで、正式なオファーをされていないようだが、スピルバーグのプロデュースとキング牧師の遺産管理団体の支援があれば、話題になることは間違いない。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)