トム・ハンクス、ファンから熱烈な歓迎!グリーンカーペット上で即席サイン会も
第26回東京国際映画祭
第26回東京国際映画祭のグリーンカーペットイベントが17日、東京・六本木ヒルズにて行われ、オープニング作品『キャプテン・フィリップス』の主演俳優であるトム・ハンクスが日本のファンから熱烈な歓迎を受けた。この日は他に、『ブリングリング』が特別招待作品として上映されるソフィア・コッポラ監督、その父親で『地獄の黙示録』などで知られる映画監督のフランシス・フォード・コッポラも登場した。
第26回東京国際映画祭グリーンカーペットイベント写真ギャラリー
2度のアカデミー賞に輝いたハリウッドスターであるトム・ハンクスの登場に、沿道の観客からはこの日一番の大歓声が。あちらこちらから「トムー!」という掛け声が上がるのみならず、即席のサイン会がグリーンカーペット上で開催され、日本での確かな人気を感じさせた。トム自身もテレビ番組の企画にも快く応じるなど、終始朗らかな態度を崩さなかった。
また、グリーンカーペットの最後では、先を歩いていた映画『清須会議』の三谷幸喜監督、役所広司の両名と談笑。通訳から役所を紹介された際には自ら握手を求める一幕もあった。過去の来日時には小泉純一郎首相(当時)を表敬訪問するなど、親日家として知られるトム。日本のファンへのコメントを求められると「皆さん、9日間、素晴らしい映画体験をしてください。今、始めましょう!」とメッセージを送っていた。
他の来日ゲストでは、ソフィア・コッポラが父親、そして母親のエレノアを伴って、グリーンカーペットに登場。ソフィアも父フランシスもこれが東京国際映画祭初参加となったが、去り際にはファンの元に寄って色紙にサインするなどのサービス精神を発揮していた。また、先日行われた第70回ベネチア国際映画祭で優秀女優賞を受賞した『シチリアの裏通り』のエレナ・コッタも参加した。
第26回東京国際映画祭は25日まで六本木ヒルズほか都内各会場にて開催。期間中には提携企画を含めて約300本の映画が上映されるほか、トークショーをはじめとするイベントが連日行われる予定だ。(編集部・福田麗)