北村総一朗が「前立腺全摘出」　来週退院へ

　前立腺全摘出手術を受けるため7日より入院していた俳優の北村総一朗が18日、手術を終え、来週早々にも退院するとオフィシャルブログで報告した。北村は先月20日、前立腺がんと診断され、治療に専念することを公表していた。

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　北村は「病院のドクターと看護士・スタッフの皆様に助けて頂き、来週早々退院という許可がおりました。やっと、尿道に入っていた最後の管が抜けて、開放感で一杯です」（原文ママ）と喜びの報告。「私の事を心配して下さり、励ましの言葉を下さった方々に、どんなに勇気づけられたことか。僕の目玉から水滴、あふれ出ました」とファンの声援に感謝した。

　「それにしても、78歳での前立腺全摘出手術は、正直、心身共にかなり辛いものが有りました」と闘病の日々を振り返った北村。明日19日より治療のため降板した舞台「本当のことを言ってください。」が上演されることに触れると「退院して劇場に行き、せめて舞台に立つ仲間と、客席で同じ空気を味わいたいと思います。一人でも多くのお客様に入って頂き、共演するはずだった仲間達の喜ぶ顔が見たいです」と舞台への思いをつづっている。（朝倉健人）