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森三中・大島が丸刈りのおっさん役!新作コメディーは世界5か国の共同制作!

第26回東京国際映画祭

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森三中・大島主演映画のプロデューサーを務めるアダム・トレル、ジェームズ・リウ、ステファン・ホール、サブリナ・バラチェッティ
森三中・大島主演映画のプロデューサーを務めるアダム・トレル、ジェームズ・リウ、ステファン・ホール、サブリナ・バラチェッティ

 お笑いトリオ・森三中の大島美幸が、丸刈りのおっさん役を務めることで話題の映画『福福荘の福ちゃん』の製作発表記者会見が23日、六本木ヒルズで行われ、出席した5名のプロデューサーが意気込みを語った。

 女芸人の大島が丸刈りにして中年男役に挑む本作は、日本のコメディー映画史上初となる、英国・日本・イタリア・ドイツ・台湾という5か国で共同制作。この日は映画が撮影初日を迎えたということもあり、アダム・トレル(イギリスのサードウィンドウフィルムズ)、サブリナ・バラチェッティ(イタリアのタッカーフィルム)、ジェームズ・リウ(台湾のジョイント・エンターテインメント)、ステファン・ホール(ドイツのラピッド・アイ・ムービーズ)、新井直子(日本のnaniiro)という国際色豊かなプロデューサーたちが記者会見を開催することとなった。

 本プロジェクトのキーパーソンとなるアダムは「これは今後の日本映画における共同制作のあり方を変えていく非常にユニークな企画」と自負。アダムによると、本作を手掛ける藤田容介監督が2007年に発表した、荒川良々、木村佳乃共演作『全然大丈夫』は世界各国の映画祭で上映され好評を得ており、イギリスでも公開時に好成績を記録したことから、藤田監督の新作プロジェクトを共同制作することが決定したのだという。

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 制作に参加するのは、ウディネ・ファーイースト映画祭、レインダンス映画祭など、世界各国の映画祭と深い関わりを持つ配給会社ばかり。アダムは「今回の企画は、違った国の配給会社が集い、一緒にマーケットを開拓していき、配給費用も分配していく。いわゆるスーパー配給会社。リスクヘッジをしながら作品を国際的に露出させたい」と意気込みをコメント。『全然大丈夫』をはじめ、全ての藤田作品をプロデュースしている新井プロデューサーも「すごいことになってきて、ワクワクしています」と笑顔を見せていた。

 本作は、働き者でケンカも強いが女性には奥手な男・福ちゃん(大島)が主人公のコメディー映画。約20年ぶりに中学生時代の初恋の人・千穂(水川あさみ)と再会した福ちゃんが、かつて自分をいじめた千穂に恋心を募らせる姿を描く。(取材・文:壬生智裕)

映画『福福荘の福ちゃん』は2014年に全国公開

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