実写版『黒執事』のストーリーが明らかに!映画オリジナル&舞台は近未来
枢やなの同名人気コミックを実写化した映画『黒執事』のストーリーが公開された。原作では19世紀のイギリスを舞台にしていたが、実写映画では原作者の承認を得た上で2020年のアジアが舞台に。さらには主人公のセバスチャン以外は全てオリジナルキャラクターという中で、映画版ならではのストーリーが展開される。
本作でセバスチャンと絶対的な主従関係を結ぶのは、幻蜂家当主・幻蜂清玄。だが清玄の正体は、女であることを隠して生きている男装の令嬢・汐璃だった。伯爵家に伝わる女王からの密命を受ける「女王の番犬」という裏の顔を持つ二人は、大使館員の「連続ミイラ化怪死事件」の解決を言い渡される。同時期、街では少女の失踪事件が相次いでおり、二つの事件を結ぶ「黒い招待状」を清玄は手にすることになるのだが……。
原作の世界観はそのままに、新たなキャラクターたちによる新たな事件を描いたのは脚本家の黒岩勉。「ライアーゲーム」「ストロベリーナイト」「謎解きはディナーのあとで」といったヒットドラマを手掛ける俊英だ。ミステリー作品に付きものの推理戦はもちろん、華麗なアクションやコミカルな要素も盛り込んだダーク・アクション・ミステリーを作り上げている。
3年ぶりの銀幕復帰となる水嶋ヒロは4か月にも及ぶトレーニングを経て、セバスチャンになりきった。幻蜂清玄(汐璃)役で、初の男装の麗人に挑戦する剛力彩芽をはじめ、清玄の叔母・華恵役の優香、幻蜂家の使用人リン役の山本美月、ミステリアスな遺体運搬人・葬儀屋ジェイ役の栗原類といった個性派キャストがそろっており、その豪華共演も見どころの一つ。監督は映画『NANA』などの大谷健太郎と、テレビアニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいちが共同で務める。(編集部・福田麗)
映画『黒執事』は2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国公開