ホラー映画『ヘル・レイザー』がリメイク
イギリス出身の作家で映画監督のクライヴ・バーカーが、代表作『ヘル・レイザー』を自らリメイクすると自身のFacebookで明かした。
バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」を基に1987年に映画化された『ヘル・レイザー』は、究極の快楽が得られるという“パズル・ボックス”をめぐるストーリーで、これまでにシリーズ作品が9作も手掛けられている人気ホラー映画だ。登場人物の一人で、頭部に大量のピンが刺さった魔道士ピンヘッドは、ホラー映画ファンにとってはアイコン的存在にもなった。
バーカーはFacebookで、「友人たちへ、興味を持ってもらえるだろうニュースがある。数週間前、ボブ・ワインスタインとオリジナルの『ヘル・レイザー』をリメイクするための建設的なミーティングをしたところだ」とファンに現状報告をしている。
さらに、「オリジナル版に立ち返って、新鮮で濃厚な構造のストーリーにして、オリジナルのデザインを踏襲しつつも、もっとダークで深みのある作品にしたいと思っている。これらの案はディメンション(ワインスタインの映画製作会社)に気に入ってもらえたようだ」とリメイクの作品イメージを明かした。
また、ピンヘッド役でカリスマ的人気を集めるダグ・ブラッドレイを、再び同役に迎えるつもりでおり、ワインスタインも同意しているという。バーカーは早速あらすじの執筆作業に入るとのこと。今後も、最新情報をFacebookにアップしてくれるそうだ。(鯨岡孝子)