ディカプリオ主演作、日本公開が延期に 製作スケジュールの都合
レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の日本公開が2014年に延期された。新たな公開日については追って発表されるという。当初は今年12月20日公開予定だった。
同作の全米公開は11月15日を予定されていたが、製作スケジュールの都合で延期されていた。The Hollywood Reporterによると、クリスマスシーズンの12月25日が新たな公開日になる公算が高いという。
同作は、ジョーダン・ベルフォートの回顧録「ウォール街狂乱日記-『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」を原作に、一人の株式ブローカーの栄光と挫折を余すところなく描いた人間ドラマ。ディカプリオとスコセッシ監督のタッグ作ということでアカデミー賞最有力との呼び声も高く、映画ファンの間で話題を呼んでいる作品だ。
一説によると今回の公開延期は、完成した作品が3時間超の大作になってしまい、上映時間を短くするようにスタジオ側が求めたからだともささやかれている。それほどまでにスコセッシ監督が描きたかった一人の男の半生が、どのようにスクリーンに映し出されるのか。楽しみにしたい。(編集部・福田麗)
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は2014年公開予定