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丸刈りで“完全おっさん”の森三中・大島に、荒川良々「一緒に風俗行ける」

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おっさんに成りきった大島美幸
おっさんに成りきった大島美幸 - (C)「福福荘の福ちゃん」製作委員会

 人気お笑いトリオ・森三中の大島美幸が自ら丸刈りになって“おっさん”役を務める初主演映画『福福荘の福ちゃん』の撮影現場がこのほど公開され、大島の徹底した役づくりとそのおっさんぶりに共演の水川あさみ荒川良々が驚きの声を上げた。

映画『福福荘の福ちゃん』撮影現場フォトギャラリー

 本作は、働き者でケンカは強いが女性にはオクテという愛すべきおっさん、通称・福ちゃん(大島)の恋模様を描いた人情喜劇。水川は福ちゃんの恋の相手、荒川は福ちゃんの仕事仲間にふんしている。

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 女性ながら男性、しかも“おっさん”を演じるに当たって大島は、私生活から「悠々自適な生活をしない」「オーガニックは食べない」などと外見のみならず内面も福ちゃんを意識して役づくりを行った。その結果、夫で放送作家の鈴木おさむから福ちゃんと呼ばれるようになり「寝ているところも福ちゃんみたいだって言っていました」と手応えにニンマリ。

 おじさん姿がすっかり板についた様子の大島には水川も感嘆しており、「リハーサルの時とかは、手にクリームを塗って女性らしいところも見えるんですが、現場に入ると手はカッサカサで、爪に泥が入っていたりとか。そういう細かいところまでおっさんぽくしているんです。素晴らしいですよね」と絶賛。荒川にいたっては「一緒に風俗にも行けるんじゃないかと思う」と完全に同性目線だった。

 解体直前だったアパート一棟を借り切った現場では、シマッチ(荒川)が福ちゃんに内緒でお見合いをセッティングするシーンなどが撮影された。小物一つ一つにまでこだわり抜いたレトロな福ちゃんの部屋で、どこからどう見ても男になった大島が、荒川と共に心温まる世界を藤田容介監督の下、作り出していく。

 大島は「福ちゃんの部屋が意外にかわいくて、居心地がいいんです」と満足げで、水川も「外観もかわいいし、雰囲気がある。懐かしい感じですごい気持ちいい」と同調した。撮影現場に広がるゆったりとした空気感はきっと劇中にも反映され、スクリーンには穏やかで優しい気持ちになれる作品世界が広がることだろう。(取材・文:嶋田真己)

映画『福福荘の福ちゃん』は2014年に全国公開予定

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