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ホリエモン、殺人犯・市橋達也を獄中体験から分析

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堀江貴文、ディーン・フジオカ
堀江貴文、ディーン・フジオカ

 ホリエモンこと堀江貴文が8日、映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』のニコニコ生放送特番の直前に、主演のディーン・フジオカと報道陣の取材に応じ、同作の主人公でイギリス人女性英会話講師殺害事件の犯人・市橋達也について語った。

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 同作は、犯行後2年7か月に及ぶ逃亡生活を送った市橋の手記を基に、名前や姿を変えながら日本中を転々とした市橋の逃亡劇を描いた実録ドラマ。「手記を刑務所で読んだのでリアリティーがあった」という堀江は、同作の予告編が公開された際にもツイッターで反応しており、「(手記では)逃げる過程がすごくて。僕の頭の中では映像化されていたけど、それが実際に映像化されるとどうなるのか興味があった」と本作に対する思いを語った。

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 さらに、刑務所にいた経験から市橋受刑者についても分析し、「ちょっとしたボタンの掛け違いからそうなっている気がする。刑務所の中には凶悪犯もいたけど割と普通の人で、きっと子どもの頃の生活環境や、本気で向き合ってくれる大人がいなかったり、そういうところでずれたんじゃないか」と話した。

 また先日、自著「拝金」の映画化が進行中であることを明かしていた堀江だが、この日は映画製作に興味があることも告白。機材や編集環境が最近は低予算で済むことや、『モテキ』の大根仁監督がワークショップの生徒と共に数十万円の製作費で撮った『恋の渦』がヒットしたことなど、映画を製作しやすくなっている背景を理由に挙げて「僕みたいにまったく(映画と)関係ない人もできるようになるんじゃないかな」と新たなビジョンに意欲を見せていた。

 一方、本作で監督・主演・主題歌を担当したフジオカは台湾を拠点に活躍する日本人俳優。素顔は映画のポスタービジュアルからは想像できないほどさわやかなイケメンで、この役を引き受けた理由については「今までいい人の役が多かったので俳優として幅を広げようと思った」と説明。賛否を呼ぶような作品ではあるが、「市橋受刑者を美化するわけではなく、物語を通じて反面教師的に何かポジティブに消化できたらやる意味があると思いました」と作品に込めた思いを語った。(中村好伸)

映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』はネット配信中、11月9日より109シネマズほか全国公開

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