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皇后陛下、映画『くじけないで』をご鑑賞 八千草薫も緊張の面持ち

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(左から)深川栄洋監督、八千草薫、武田鉄矢
(左から)深川栄洋監督、八千草薫、武田鉄矢

 12日、今年101歳で亡くなった詩人・柴田トヨさんの半生を描いた映画『くじけないで』の試写会に、皇后美智子さまが行啓され、八千草薫武田鉄矢深川栄洋監督と共に映画を鑑賞された。試写後、皇后陛下からお言葉を頂戴したという三人が報道陣の取材に応じた。

八千草薫も緊張の面持ち…試写会フォトギャラリー

 八千草は「上映が終わってすぐに『とても良いものを見せていただきました』とお言葉を頂戴しました」と少し緊張した面持ち。深川監督も「映画館で映画をご覧になるのは、久しぶりとおっしゃっておられました。(トヨさんの息子・健一を演じた)『武田さんは健一さんご本人に似ていますか』とお尋ねになったので、『よく似ています』とお答えすると楽しそうに笑っていらした。そのお姿に感動しました」と語った。

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 また、武田は「陛下は深川監督に大変興味をお持ちのようで、『その若さで、どうしてあんな台本が書けたのか』とおっしゃっていらした。それから八千草さんのお顔がとても美しいと驚かれ、日本の誰もが憧れるおばあさまの姿を描いていただいたと喜んでいらっしゃいました」と明かした。さらに「柴田トヨさんに『こおろぎ』と『先生に』という詩があるんですが、それを陛下がそらんじていらっしゃったんです」と驚きながら、皇后陛下が映画を心から楽しまれたご様子を語っていた。

 本作は、90歳を過ぎて詩作を始め、98歳で刊行した詩集「くじけないで」が200万部のベストセラーとなった柴田トヨさんの半生と、彼女を取り巻く家族にまつわるドラマを描いた感動作。トヨさんを八千草が、一人息子の健一を武田が演じるほか、伊藤蘭檀れい芦田愛菜らが出演する。(取材/岸田智)

映画『くじけないで』は11月16日より全国公開

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