伊原剛志、西村雅彦、陣内孝則、寺脇康文!蔵之介&深キョン共演の時代劇、主要キャストが発表!
佐々木蔵之介と深田恭子が共演する時代劇映画『超高速!参勤交代』の主要キャストが発表され、伊原剛志、西村雅彦、陣内孝則、寺脇康文などの出演が明らかになった。本作の本木克英監督は「個性的なキャラクターを、キャストの皆さんがそれぞれの役割を理解して演じてくれました。時代劇の楽しさと力強さが詰まった作品になるでしょう」とキャスティングに太鼓判を押している。
本作は、城戸賞に入選した土橋章宏の脚本を基に、5日間で江戸に到着するはめになった弱小藩・磐城国湯長谷藩の奮闘を描いた時代劇。藩主の内藤政醇を佐々木が、ヒロインの飯盛り女・お咲を深田が演じることはすでに発表されていたが、このたび、いわくありげな旅先案内人・雲隠段蔵役の伊原、口うるさい家老・相馬兼嗣役の西村、冷酷な幕府の老中・松平信祝役の陣内、リーダー格で刀剣の腕が立つ藩士・荒木源八郎役の寺脇のほか、六角精児、上地雄輔、柄本時生、市川猿之助、石橋蓮司の出演が決定した。
伊原は本作の魅力について「スピード感がすごくありますが、その反面、福島弁の方言が必死だけどのんびりしている不思議な空気を作っています」と説明すると、「この映画は、おそらく今までに感じたことのないスピード感の映画になると思うのでどうぞ楽しみにしていてください」とアピール。
また、本作で唯一の悪役を演じることになった陣内も、「最初に台本を読んで、今までに参勤交代を風景として描いた映画はあっても、中身を描いた作品はなかったので、とても面白いと思いました」と、その発想を絶賛。自身の役柄については「大変でしたけど、この人物の中にも一部の理はあり、チャーミングなキャラクターになっているので、とても楽しかったです」と役づくりに自信を見せた。
江戸時代における徳川幕府の治世を象徴する制度である参勤交代。通常は8日で掛かる道程を実質4日で踏破するように求められただけでなく、金なし・人なし・トラウマありという前途多難なミッションを描いた本作。時代劇版『ミッション:インポッシブル』とでもいうべき痛快な作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)
映画『超高速!参勤交代』は2014年全国公開