横山健、次のAIR JAMは田村淳にもオファー!?
16日、横山健のドキュメンタリー映画『横山健 疾風勁草編』の舞台あいさつがユナイテッドシネマ豊洲で行われ、MCに横山と交友のあるロンドンブーツ1号2号の田村淳、監督のMINORxUが出席。トークの最後はHi-STANDARDのフェス「AIR JAM」に、横山が田村を誘うサプライズもあった。
同作は日本のパンクシーンをけん引してきた横山の姿を追ったドキュメンタリー映画。2009年11月から2013年2月までの音楽活動に密着し、東日本大震災以降に決まったHi-STANDARDとフェス「AIR JAM」の復活など横山自身の発言と共に映し出していく。
横山の素顔が映されている点がファンにはたまらないところだが、それが可能になったのはMINORxU監督の力量によるところが大きいという。横山は撮影を振り返り、「撮っているふりをしてカメラを回していなかったり、逆に隠し撮りもあったり、わかんないの。使われている場面もほとんどが『ここ回していたんだ』っていうところばかり」と感嘆。MINORxU監督はドライバーも兼任しており、横山は「最初は構えるけど、2日目からは忘れるわな。運転してまで回していないだろうって」とMINORxU監督との撮影の一コマを明かした。
さらに、歌以外に映像という形で思いを発信することについて、横山は「映画の中で話していることにうそはない。本当は音楽を通して伝えていけたら一番いいことだけど、足りない部分が絶対出てくる。それを補完してくれているはすごくうれしい」と説明。気さくな人柄で慕われる横山らしく「どう受け止めてもらってもいい。これでもっと好きになってもらえてもうれしいし、横山を好きじゃなかったって出てきてもOK」と観客に解釈を委ねた。
トークの最後には田村と横山の交友のきっかけも明らかに。田村いわく20歳の頃にファンからHi-STANDARDのカセットテープをもらったのが始まりだったという。「すごいと思ってライブに行ったらうちの相方(田村亮)が知り合いで紹介してもらって」と説明し、AIR JAMのステージにまで立った相方をうらやむ一幕も。するとすかさず横山から「あっちゃん、次はAIR JAM行こう!」とサプライズ発言も飛び出し、田村も「まじ、あるの!? イエイ!」と興奮して会場も大いに盛り上がっていた。(中村好伸)
映画『横山健 疾風勁草編』は11月29日まで上映