糸井重里、子どもの頃の夢は必ず叶うと子どもたちにエール
17日、都内にてディズニー/ピクサー『モンスターズ・ユニバーシティ』と『モンスターズ・インク』のMovieNEX発売記念イベントが行われ、本シリーズの大ファンだという糸井重里が登壇して、集まった大勢の子供たちを前に「子供の頃の夢は必ず叶います。どうか夢を忘れないで大人になるまで持っていきましょう」とエールを送った。
本シリーズの魅力について、「一番の魅力はおばけの側から世界を見てる点。怖がらせる側から見てる作品って世界初だと思う」と語る糸井。「『モンスターズ・インク』は子供たちにとって、普段わからないお父さんたちの会社の中の様子がよくわかるし、『モンスターズ・ユニバーシティ』は大学ってところの様子がよくわかる」とコメント。
また、「僕は大学時代不幸だったので、その分この作品のキャンパスライフが今すごく楽しめる」と笑顔で話し、「主人公の見た目が悪役なところも楽しい。主人公だけど、怖がらせなきゃって複雑な部分もあって、作り手側の視点から見ても興味深い」と本作を絶賛した。
現在、本シリーズとのコラボで、小さい頃からの夢だったという「木の上の家」を100軒作るプロジェクトを進めている糸井は、集まった子供たちを前に、「子供の頃の夢は大人になるまで続ければ必ず叶います。どうか夢を忘れないで大人になるまで持っていきましょう」とエール。「木の上に家を作ることはまさに僕にとって子供時代から持ち続けた夢でした」と感慨深く語り、ステージ上に登場した主人公のマイク&サリーと仲良く共演するなど、終始ご機嫌な様子でイベントを終えた。
今回の「MovieNEX」という新しい形態で発売される本シリーズのソフトだが、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンによればこれまでBlu-ray、DVDと分けていたソフトの販売形態を変更し、今後この「MovieNEX」という販売形態に移行していくという。「NEX」は「New Experience/新しい体験」の略で、ひとつのパッケージの中でブルーレイ、DVD、「DIGITAL COPY」、「MovieNEXワールド」の4つのサービスが利用できるというもの。価格帯もこれまでのDVD一枚の値段と変わらない価格で販売され、サービスのひとつである「MovieNEXワールド」では作品の特別コンテンツやスペシャルイベントなども楽しめるという。(取材・文 名鹿祥史)
『モンスターズ・ユニバーシティ』と『モンスターズ・インク』のMovieNEXは11月20日発売