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剛力彩芽、“男装の麗人”ぶりを褒められて照れ笑い

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男装姿を監督から絶賛された剛力彩芽
男装姿を監督から絶賛された剛力彩芽

 女優の剛力彩芽が20日、明治神宮外苑 聖徳記念絵画館で行われた映画『黒執事』の完成報告レッドカーペットイベントに出席した。劇中で男装に初挑戦し、クールな新境地を切り開いた剛力は「お芝居で笑わないのは難しかった」と苦労を告白。それでも同席した大谷健太郎監督から「ドキドキしました」と褒められると、思わず照れ笑いを浮かべていた。

剛力彩芽の男装姿が絶賛!フォトギャラリー

 同作はシリーズ累計1,600万部を超える枢やなのコミックを、水嶋ヒロ主演で実写映画化したダークアクションミステリー。剛力は幻蜂家当主・幻蜂清玄を演じ、「本人は男として生きていく覚悟がある(女性な)ので、その中でどう男らしく見せようか悩みました。歩き方一つにしても間違えれば女に見えるので、声を低くしたり。でも、監督から『そんなに意識しなくていいよ。気持ちを大事に演じてくれたら』と言われて、リラックスして演じられたかと思います」と胸を張った。

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 一方、大谷監督は期待に応えてくれた剛力の男装の麗人ぶりを称え、「(原作では男だけど)あえてやっていただいて、逆に永遠の少年性というか……彼女の中性的な魅力が出て、倒錯的で男性の自分でもドキドキするような感じで。原作のイメージに近付いたんじゃないかなと思います」と太鼓判を押していた。

 また、映画にちなんで執事にリクエストしたい用事を聞かれると剛力は「執事という存在が苦手で」と恐縮しながら、「何かをお願いするというよりは、一緒に遊んでほしいな。あと、わたしが話すので聞き相手になってほしい」と明るく提案していた。

 イベントには剛力と大谷監督のほかに3年ぶりの映画出演となる水嶋ヒロ、優香山本美月も出席。レッドカーペットでは同作の完成を待ちわびていたファン500名が参加し、「剛ちゃーん」「ヒロくーん」と声援が飛ぶ中、剛力らはサインや握手をしてファンを喜ばせていた。(中村好伸)

映画『黒執事』は2014年1月18日より新宿ピカデリーほかにて公開

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