オネエ告白のIVAN、ライバルはオネエになったウエンツ瑛士?
バラエティー番組でオネエであることを告白したモデルのIVANが21日、映画『ウォールフラワー』公開直前イベントに出席した。人気急上昇中のIVANだけにライバルと思う存在を尋ねられると「いないですよ。今は皆さんから学びたいですから」と前置きするも、「ただ、ウエンツ瑛士くんがオネエになったらライバル出現と思うのかもしれない。あの顔でオネエになられたら、面白いし、きれいだし、スタイルもいいし。下手したら負けるなと思う」と打ち明け会場を沸かせた。
IVANは、メキシコ人の母とスペイン人と日本人のハーフの父を持つ元パリコレモデル。この日は本作に出演するエマ・ワトソンをイメージしたアメリカンハイスクールファッションで登場。会場から「かわいい!」と迎えられると、「みんなもかわいいよ! ただわたしはエマちゃんと比べるとパーツがでかいから」と照れくさそうにしていた。
本作でのエマについて「エマちゃんはピュアで、はみ出し者にされている女の子が大人になっていく過程をきれいに演じている。『ハリー・ポッター』しか知らない人は驚くと思うわ」と感想を述べたIVAN。実は無類の映画好きでもあるといい、中でも一番好きな映画は性転換したロックシンガーの姿を描いた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 』で「今まで200回は観た。あれはわたしの原点」と明かした。
美しくあるために心掛けていることとして「人と自分を比べないこと」を挙げたIVANは、「モデルさんとかも意外とコンプレックスの塊なんですけど、自分ではここが好きじゃないなというところも、好きになってあげる。そうすると自分を高めて、内面からきれいになるんだと思います。自信がないからブスになるの。でもこの世にブスなんていないんだから、自分に自信をもって」とアドバイス。IVAN自身も「今はありのままの自分で仕事ができるようになったんで、幸せ」と笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ウォールフラワー』は11月22日よりTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開