鈴木福、木梨憲武10年ぶり声優作品に急きょ参加決定!
人気子役の鈴木福が、とんねるずの木梨憲武が、10年ぶりに吹き替え声優を務める3DCG映画『ウォーキング with ダイナソー』の声優に起用されたことがわかった。もともとは本作のPRを務める「ダイナソーこども大使」に就任するだけの予定だったが、恐竜知識を追い求める姿勢に感銘を受けた配給側のオファーにより、声優挑戦が急きょ決定したという。
鈴木が吹き替えを務めるのは、本編中に登場する恐竜たちの生態や特徴を、観客にわかりやすく解説するナレーション。もともと、自ら化石発掘も体験するほど恐竜好きだった鈴木は、本作の応援団代表にも自ら立候補。取材やイベントに応じるだけでなく、さらに恐竜に詳しくなるため、周囲の大人たちに積極的に質問をするなど、知識を深めようとする姿勢に配給会社が感銘を受け、声優としての出演をオファーしたという。
「みんなに恐竜の良さを知ってもらいたい、と思ってがんばってきました」という鈴木は、それが認められる形となった今回の抜てきに「みんなに、映画館で直接恐竜の素晴らしさを伝えることができることになって本当にうれしいです!」と喜びを語っている。
同作は、『アース』など良質なドキュメンタリー作品を手掛けてきた英国BBCが、最新の科学的検証を基に恐竜たちの世界を再現したアドベンチャー映画。小さな草食恐竜の主人公パッチ(パキリノサウルス)が、家族や群れからはぐれ、肉食恐竜や自然の脅威と闘いながら過酷な旅に挑む姿を描く。パッチの声を演じる木梨は、2003年の大ヒットアニメ『ファインディング・ニモ』以来10年ぶりの吹き替え声優挑戦となる。(編集部・入倉功一)
映画『ウォーキング with ダイナソー』は12月20日より3D / 2D吹き替え・字幕同時全国公開