BABYMETAL、メタリカとの対面に感激!自身のルーツに思いをはせる
米の国際的ロックバンド・メタリカを題材とした映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』の公開記念トークイベントが23日に109シネマズ木場で行われ、メタリカを尊敬するというメタルアイドルユニットBABYMETALのSU-METAL(スーメタル)、YUIMETAL(ユイメタル)、MOAMETAL(モアメタル)の3人がメタリカへの熱い思いを語った。
今年8月11日、大阪で開催された「SUMMER SONIC 2013」でメタリカのメンバーと対面したというBABYMETAL。SU-METALは「すごい人、えらい人って聞いていたので、会うのは緊張しました」とその時の様子を回顧し、メタリカのギタリスト、カーク・ハメットについては「恐い人かなって思っていたら、会うとすごく優しい人で、ちょっと意外な感じがしました」とその印象を語り、感激をにじませた。
本作もすでに鑑賞したというSU-METALが「やっぱりライブシーンがすごかった。気付いたらわたし、泣いていたんです。何でわたし、泣いているんだろうって思ったら、瞬きするのを忘れていた」と興奮気味に話して会場を笑わせれば、MOAMETALとずっと手をつなぎながら観ていたというYUIMETALも「ライブシーンのお客さんとメタリカの一体感がすごかった。いろんな曲を聴いて、わたしたちの曲のエッセンスがわかりました」と自身のルーツに思いをはせた。
この日はアジア唯一のメタリカ公認のトリビュートバンドHATTALLICAも登壇し、3人はHATTALLICAのメンバーから直々にメタリカのものまねも伝授された。SU-METALはギターを手に果敢にものまねに挑戦し、「この映画は迫力がすごいです。引き込まれそうになるのを止められない、止めてくれない映画。みなさんも観ると、きっと知らないうちに涙を流していると思います」と映画をPRしていた。
映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』はメタリカのライブとハードなアクション映画が融合する異色作。メタリカの熱狂的なステージが繰り広げられる中、メンバーにとって重要なカバンを公演終了までに取ってくるよう命じられたスタッフが思わぬ体験をするさまが描かれる。(取材・文 名鹿祥史)
映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』は全国公開中