ドン・チードルのドラマの撮影現場で発砲事件
ドン・チードル、クリステン・ベル主演のドラマ「ハウス・オブ・ライズ(原題) / House of Lies」の撮影現場で発砲事件が起きたという。
ロサンゼルスのサウス・セントラル地区で行われていた撮影現場には大人数の野次馬が集まり、そこにライバル同士のギャングが鉢合わせしたらしい。TMZ.comによると、ドンとクリステンがシーンを撮り終えた途端、ギャングのメンバーが騒ぎ出し、拳銃が発砲されたとのこと。ボディーガードはすぐにキャストとスタッフの守りに入り、けが人は出なかったという。
しかし、ギャングメンバーの一人によると、発砲はギャング抗争ではなく、撮影スタッフに対する抗議だったとコメント。彼によれば、自分たちの地域を撮影に利用しているにもかかわらず、寄付などの地域貢献をしないから見せしめに発砲したというのだ。Pと名乗った男性によると、拳銃は空に向けて撃たれたもので、誰かを傷つけようとしたものではなく、撮影関係者にサウス・セントラルの日常を味わわせ、焦らせようと思っただけだという。「プロデューサーたちが地域に助けの手を差し伸べたのなら話は別だけど、やつらはここにズカズカと入り込んで、何百万ドルともうけて、俺たちのことは知らんぷりだ」とコメントしている。(澤田理沙)