藤原紀香、「赤旗」登場の理由を説明 秘密保護法案に反対しているとの報道は否定
女優の藤原紀香が、現在審議中の特定秘密保護法案に反対していると一部で報じられたことについて、Facebookで異論を唱えている。藤原によると、新聞のインタビューで答えたことが一部メディアによって切り取られ、「秘密保護法案のネガティブキャンペーンをしているなどと取られる内容が書かれていました」という。藤原については、21日夜に一部メディアが同紙への登場を取り上げ、「特定秘密保護法案への反対を訴えている」と報道していた。
話題になっているのは、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版24日号掲載の藤原のインタビュー。藤原は同紙への登場について、「これは個々の政党など関係なくこれまで各著名人にインタビューをお願いしてるコーナーということで、他の取材と同じように事務所が受けた取材のひとつです」とFacebookで説明。「以前、渡航したアフガニスタンの旅についてや、ボランティア、チャリティのことなど詳しく取材をしたいということできちんと話をしてきました」という。
特定秘密保護法案に反対していると報じられたことについては「どこかのニュースでは interviewの1文だけを切り取り、私が秘密保護法案のネガティブキャンペーンをしているなどと取られる内容が書かれていました。とても残念です」と明かし、「きちんとこの日曜版を読んでくだされば分かると思いますが、秘密保護法案に特定していることは赤旗日曜版では一言も話していませんし、世界を旅して感じたことや私がメッセージをどのようなスタンスで発信しているかなどを話しました」と報道を完全否定した。
その一方で、藤原はインタビューを掲載した「しんぶん赤旗」については、「もちろん原稿チェックもしていますし、赤旗日曜版さんは悪くないですよ」と擁護。あくまでもインタビューの内容を歪曲したメディア側に責任があることを示唆した。
藤原は過去にブログやFacebookで特定秘密保護法案に対する自身の見解を表明。そのことについては「賛否両論あるのは当然。国民のひとりひとりが知らない間に大事なこと作られてしまうということがないよう知ってもらいたいとの想いをこめて発信しました」と説明している。(編集部・福田麗)