お騒がせアーティスト、マイリー・サイラス オバマ大統領を抑えてTIME誌の今年の顔となるか?
アメリカの有名情報誌Timeが毎年選出している「パーソン・オブ・ザ・イヤー」のオンライン投票で、マイリー・サイラスが29%の票を集めて現在トップに立っているとThe Hollywood Reporterが報じた。
マイリー出演!映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』写真ギャラリー
11月27日時点でマイリーは、オバマ米大統領、米国家安全保障局(NSA)の元契約職員エドワード・スノーデン、インドの次期首相への期待が高まっているナレンドラ・モディ氏などを抑えてトップに立っている。彼女の過激な行動は善きにせよあしきにせよ、大きな話題となったことは確かだ。
しかし、The Daily Dotによると、ハッカー2人がオンライン投票を操作し、マイリーをトップに立たせたとのこと。Time誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーのオンライン投票は過去にもハッカー被害にあっているため、今年はFacebookまたはツイッター・アカウントを使ってのみ投票できる形を取ったという。
このような予防策を取ったにもかかわらず、ハッカーたちはFacebookの持ち主に知られずに彼らのIDを使って投票する方法を発見し、プログラムの脆弱(ぜいじゃく)性を知らせるためにマイリーに投票を続け、トップに立たせているらしい。
これに対しTime誌はハッカー操作にはきちんと対応しているとコメント。最終結果には有効な投票しかカウントされないと自信を持っており、一雑誌の非公式なイベントがここまで注目されるのは非常に光栄だと余裕の構えを見せている。
オンライン投票は12月4日の23時59分(現地時間)に締め切られ、Time誌が選ぶ2013年パーソン・オブ・ザ・イヤーは12月11日に発表される。(澤田理沙)